以前HALE to KEでお世話になった、bassの東保さんが企画するLIVEに参加します。
以下は東保さんのホームページから。

秋のライブのお知らせです。
9月9日(火)に渋谷の「公園通りクラシックス」で12人編成の音楽に語りと舞が入るライブをやります。楽器編成は、管楽器にサックス、フルート、篠笛・能管、尺八の4人、弦楽器に箏、三味線、二胡、コントラバスの4人、打楽器にマリンバ、パーカッション、鼓・締太鼓、チャンゴの4人となります。アジアの楽器と西洋楽器による12人の音楽隊に語りと舞をいれて「古事変奏」という自作曲をやります。「古事変奏」のテーマは千年以上の歴史のなかで育まれた古代から現代までの日本の民衆の信仰とダンスに関わる音楽文化へのオマージュです。
音楽をやりながら20歳を過ぎたくらいから、漠然とですがわりと意識的に日本の文化を眺めてきて、ここ10年くらいは特に古代から近世までの信仰文化と芸能の関係に関心を寄せてきました。日本の文化、音楽に対して自分が表現として何に関わりたいのかが最近なんとなくですが、ぼんやりと少し見えてきた気がするので、とりあえず大きな編成で何かやってみようかなと思っています。
演者の方々はいろいろな分野で活躍される錚々たるメンバーとなりました。ゲストアクトの語部は日本語ラップのカリスマ、志人さん。志人さんの言葉の発想のスピード、韻に対する感覚は凄まじいです。その言葉は文学であり思想であり、そしてパフォーマンスにおけるその発声は声明を代表とする日本の男性声楽の系譜とも繋がっていると私はみています。舞の百鬼ゆめひなさんは等身大の人形を遣い舞うという、現代の傀儡師といえる存在です。日本古来の操人形の文化と舞の文化を一身に引き受けた現代の表現者です。ミュージシャンの方々も長くお世話になっている方々やはじめての方などいろいろですが、素晴らしいメンバーが揃いました。
リーダーとして12人編成の音楽はやったことないので、しかも語りと舞も入って、ちゃんとイベントを仕切れる不安なのですが、これは頑張るしかないです。
チラシのデザインはピアニストのスガダイローさんを撮りつづけている写真映像アーティストの森孝介さん。美術は高田茉依さんの半立体絵画作品「paracite nippon」という作品のなかから使わせて頂きました。高田さんの作品ほんとに素晴らしいです。素敵なチラシが出来上がりました。
ライブの夜、9月9日は満月の夜です。わたしたちは遠い昔から満月の夜に集い歌い踊っていました。自然と、共同体と、生きること、祈ること、そして芸能、音楽、表現の重要な交差点。

どんなLIVEになるのか楽しみです。

詳細はコチラから⇒ 東保光news