16日、ラサ企画さんの主催で、カナダで活躍中の二胡奏者
「ジョージ・ガオ」さん http://www.georgegao.com/
の公開レッスンがあり、聴講に行ってきた。
その気さくな人柄と、熱心でとても分かりやすい指導には、
目から(うろこ!?)が落ちる思いだった。
今まで不確かにだが、感じていたことのいくつかも確認できたし、何より自分が教えている言い方と全く同じように教えていることが分かり、個人的にとても嬉しかった!
地方の音楽の風格の出し方など、その弓の迫力には驚いた。
中国北方の激しさ、荒々しさはこうやって出すのか。と。
とても男性的な二胡で、何より説得力があり、個人的にはその演奏にとても魅かれる部分があった。
しかし、それは板胡という楽器の特徴を出すための演奏法であり、
やはり二胡は優美な旋律を奏でるというのが主流だろう。
(もちろんGaoさんはどちらとも最高。)
激しい感情を表す時には、そういう楽器を弾けば良いと言えばそれまでだが、
二胡を弾く時も、そんな荒々しさがあってもいいじゃないか。と思う。
ずっと甘いものでもとろけてしまうし、辛いものでもしんどい。
その時の気分を自由に表現できれば一番いいじゃないか。
ということで、とても参考になりました。
あまりミーハーではないのだが、写真を撮ってもらって、握手までさせていただいた。
色あせないようにセピア色にしました
寺岡